ナビゲーション【オフショア】

前回のナビゲーションのはなし、続いてオフショア版ですが正直iPadがあれば自艇の位置情報はわかります。しかし長い航海で大切なのは位置情報だけではありません。気象情報を入手しなくてはいけません。

僕は恥ずかしながら、まだ1週間以上のロングセーリングを経験したことがありません。今回書かせて頂くのは、先輩セーラーのお話や、自分で調べた情報を元に考えた結果です。ご意見などありましたら是非お知らせ頂ければ幸いです。

まず洋上での気象情報の入手方法はいくつかあります。その代表といえるのが気象FAXです。
気象FAXは短波を使った画像情報サービスで、多くの国でこのサービスがあります。インターネット社会の現在ではありますが、このサービスの信頼は大きいです。しかし今回はこの気象FAXはバックアップ用としておきたいと思います。

いまの時代、お金を出せば太平洋のど真ん中でもYouTubeをアップできるほどのインターネット回線を得ることができます。しかしそのためには月に数十万円の回線使用料を払わなくてはいけません。

iridium_go_satellite_wifi気象情報の受信と電話環境を得るためだけに、そんなお金は払えません。そこで調べた結果たどり着いたのがイリヂウム社が提供している「Iridium GO!」です。
この端末、言わばポケットWiFiの衛星版です。指定のアプリをインストールしたiPhone、iPadそしてMac BookなどからIridium GO!に接続すると、電話環境はもちろん特定のインターネット環境も作ることができます。

Alt_PWScreen Shot 20150111 at 1.11.11 pm既にIridium GO!に対応している気象サービスはいくつかあり、そのひとつがpredictwindです。predictwindでIridium GO!を契約すれば150分の通話と、無制限のデータ通信がセットで$125/月です。
日本円にして約15,000円でこのサービスが使えるならかなり安いです。受信できる気象データは天気図だけでなく、様々な情報が受信可能です。

 

fpb4またPCに「Open CPC」をダウンロードすれば、世界各地のチャートを都度ダウンロードして電子チャートとして使うことができます。Open CPNがインストールされているPCに前回紹介した「XGPS 150」を接続すれば、立派なプロッターチャートになります。またOpen CPNはIridium GO!にも対応しています。
Open CPNに表示しているチャート上に受信した気象情報を表示することも簡単にできます。

バックアップで気象FAXなども必要ですが、時代はどんどん便利になっていますね。
オフショアに行く場合、「Mac book」+「iPhone」 + 「iPad」 + 「XGPS150」+「Iridium GO!」+「Open CPN」があれば、位置情報と気象情報の入手は可能となります。

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